PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

小さな、そして大きな命。

0514.jpg
多分生後2,3日の仔猫。片手の平に収まります…


春になり、どうにか少しづつ新患さんも増えてきた今日この頃。
けどまだまだ不安だらけの当院にある日こんなことがありました。

午前中の診察が終わって「さ、あがるか」と外をうろついていた
私のところに40代後半くらいの女性が車を停めておりてきました。
あら?新患さんかな?と思ったら
「すみません。道路でこの子を見つけて…」
とタオルに包まれた動物を見せてきました。
見ると子猫!しかもまだかなり小さい。
「亡くなってる…?」と聞くと「いえ、まだ生きているんです」と女性。
見るとまだ目も耳も開いていない小さな小さな子猫。
鼻からは出血した跡。
「とりあえず中へどうぞ」と院内へ案内し、着替えようとしていた旦那に見せました。
「うーーーん…まだ生まれて2,3日といった感じですかねえ」と旦那。
「近くに親猫がいないか探したのですが…見つからなくて。
そのままほっておこうにも交通量が激しくて、ひかれてしまいそうで
思わず助けちゃって…」
と女性。

「で、どうします?飼えますか?」と旦那が尋ねると「実はうちには犬が6匹もいて、
飼える環境ではないんです。知人のさらに知人にネコおばさんがいるので
(ネコおばさんって結構色んなところに存在?(笑))
その方にちょっと聞いてみます。
その人は今回の震災で被災したネコも引き取ったりしてるので…もしかしたら…」と。

そこで旦那は女性に手続き上の書類を簡単に書いてもらった上で
「わかりました。ではこの子をこちらで預からせてもらってまずは治療を
してみますね。あなたもどなたか引き取り手がいないか探してみてください。
こちらでも引き渡せそうになったら獣医師会の里親などに出してみますから」と
説明して子猫を引き取りました。
かろうじてミャアミャアと鳴く仔猫。
弱々しく、もしかしたらもうダメかもしれないってくらい小さな子でした。
まずはひどい目やにだったので、旦那が抗生物質を注射し、続いてミルクの頻回投与を開始。
どうもうまく飲めないため、シリンジで何度もあげているようでした。
私はニンゲンの子育てで精一杯のため、旦那が全てやっていました。

ミルクやりは大体2時間間隔。
これだけ小さいと授乳間隔が開くことによって低血糖が起こる可能性があるとのことで
旦那も必死です。
…寝れません。
仕事中ももちろん気を張ってるし、これでさらに重症患者が来たら…。そう思うと
さらに緊張します。

まずはしっかりミルクを飲ませること。
そして大きくなって、かわいがってくれる飼い主さんに無事引き渡すこと。

がんばれ。
ニャンコ、そして父ちゃん!

| 動物病院 | 23:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ladyfelizdog.blog46.fc2.com/tb.php/220-644a7811

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。