PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

退院日

外は晴れていて、退院日としては清々しい日でした。

病衣ではなく私服に着替えると、急に自分がそこにいることに違和感を感じます。
病院ってなんだか雰囲気にのまれそうになる。
自分は病気なんだって思い知らされる。
だから、こうやって普段着を着ることで気持ちを高めます。

同室のSさんは無事放射線治療と抗癌剤を終え、私より1週間くらい後に
退院できそうな感じ。
「退院するから」っておっしゃってました(笑)
やっぱそれくらいの気持ちがなくちゃね。

Sさんのおかげで入院生活を乗り越えられました。
「元気になったら今度はアイリちゃん達みんなで外で会いましょう!」と約束しました。
ちょっとさびしい気もするけれど、病院出られるのは本当に喜ばしいことです。

旦那とミヤビ、ナオちゃんが迎えに来てくれて、帰る前に隣りの病室のおばあちゃんにも
あいさつに行きました。
最初私服の私を見てもわからなかったようで、「あらー!隣のお姉ちゃんかい!」と
驚かれました。
退院を本当に喜んでくれて、私がこのおばあちゃんのおかげでどれだけ精神的に救われたかを
お話し、お礼を言いました。

おばあちゃんは「あんたは本当にいい顔して笑うね。こっちまで嬉しくなっちゃう。
ずっとその顔でいなさいよ~」とおっしゃってくれました。

そんないい笑顔してるかな?

するとそのおばあちゃんの隣りにいた同じ甲状腺がんの手術を受けた50代くらいの女性が
「本当ね~若いっていいわねー」
という。
「あなた、まだ20代でしょ?」って。

ふっふっふ。
こう見えても38歳ですぜ(*^^)v
そういうと、「えええ!!???じゃあうちの娘と同じくらいだわ!」と驚かれる。

実は最初入院した日。
私の隣りにいた70歳のKさんにも同じことを言われたのだ。
「ご両親は付き添いには来られないの?」
「一人でえらいわねえ」
と、なんだか会話がおかしいなと思ったら、同じく私のことを20代前半だと思った様子。

いや~また若く見られちゃった♪
と調子に乗ったのですが、よくよくあとから考えて思ったんだけど…。
もしかして落ち着きないってこと!??

そんなこんなで大笑いし、おばあちゃんにもう会えないけど、それでもSさんとの
奇跡の出会いもあるくらいだからどっかで会えるかもしれないと伝え、
「また外来受診で病院来たときには顔出しますね~」
と気軽に言ったところ、おばあちゃんは顔をくしゃくしゃにして泣きながら
「またこんなところに戻ってきたらダメだぁ!!」と…。

この言葉に私も思わず涙してしまいました。

元気が一番。
健康が一番。

「健康って大切だよね」

なんて気軽に言ってたけど、今は自信をもって心から言える。
健康は最高の宝です。
病気になって初めて本当の意味を知った気がします。

癌になって、手術を受けて本当につらかったけど…。
それでもマイナスばかりではない。
得たものもたくさんありました。人の心の温かさに触れた場所でもありました。

入院中がんばってくれた父ちゃん。ミヤビ、ナオちゃん。
手術をしてくれた先生、術後ずっと励ましてくれた看護師さん。
Sさん、おばあちゃん。整形外科で頑張ってるJさん。
みんなみんな、感謝します。

16日間の入院生活でした。

| 甲状腺癌 | 18:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。